
こんにちは!くろしばです。
本記事では、石川県の山代温泉にあるゆのくに天祥についてレビューしています。
実際に2泊してみての温泉や客室、料理、サービスについてそれぞれレビューしましたので、
ゆのくに天祥への宿泊を検討している方はぜひ参考にしてみてください!
ゆのくに天祥について
ゆのくに天祥は、石川県の山代温泉にある2025年で開業62周年になるホテルです。
全156室あり、ホテル内に温泉が3か所ある大きいホテルとなっています。
後ほどレビューで紹介しますが、3か所の温泉はそれぞれ雰囲気が異なり、種類が豊富であることが特徴的な温泉宿です!
山代温泉ってどんな温泉?
2025年に開湯1300年のとなった温泉地で、歴史的偉人もよく訪れていたと言われています。共同浴場である「総湯」を中心に町が作られており、たくさんの温泉宿が立ち並んでいる温泉地です。
山代温泉では、「総湯」・「古総湯」の共同浴場やカフェや飲食店が複数あり、近くには紅葉を楽しめるスポットもあるので、日中散策するのもおすすめです。

金沢駅からは車で約1時間、電車・バスで約1時間20分ほどの場所にあり、金沢観光してからでも行ける距離です。
実際自分が行った際は、2泊3日で1日目に金沢市内を観光してからレンタカーで宿に向かいました!
ここからは、実際に泊まってみての感想を話していきます!
実際に宿泊した感想
くろしばが宿泊したのは11月下旬の紅葉シーズンで、2泊3日の朝夜の2食付きで宿泊しました。
プランは和室スイート客室(標準客室)テラス付きの部屋で、基本料理:白雲膳のプランで宿泊しました。
客室、料理ともに標準仕様でしたが、結論から言うととても満足度の高く、有意義な時間を過ごせました!
温泉・客室・料理・サービスそれぞれについて、感想まとめていきたいと思います。
温泉
まずは温泉についてです。先ほども紹介したように、温泉は3ヶ所あります。
「悠幻の湯殿」、「滝見の湯屋」、「九谷の湯処」の3種類です。

3ヶ所の温泉は時間により女湯、男湯が入れ替わるようになっており、すべての温泉を楽しめるようになっています。
しかし、男性の場合悠幻の湯殿と滝見の湯屋が朝しか入れないので、1泊だけだと2つの温泉それぞれをゆっくり楽しめないのは残念なポイントです。
入浴可能時間 | 悠幻の湯殿 | 滝見の湯屋 | 九谷の湯処 |
---|---|---|---|
夜 平日:15:00~24:00 (悠幻の湯殿は23:30まで) 土日祝:11:00~24:00 (悠幻の湯殿は12:00から) | 女湯 | 女湯 | 男湯 |
朝 平日、土日祝:5:00~9:30 | 男湯 | 男湯 | 女湯 |
温泉自体は、ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物泉(自家源泉)のアルカリ性で、
さっぱりとした熱めの温泉です。
カルシウムー硫酸塩泉でニキビ等の皮膚病に良く、アルカリ性なので肌の角質を除去してくれるため肌に良い温泉です。
また、塩化物泉でもあるため入浴後はポカポカな体を維持してくれます!
入浴後浴衣でご飯を食べたり、部屋やロビーでのんびりしても湯冷めしにくいのが良いですね!
温泉は様々な温度やタイプの温泉があり、浴槽も脱衣所も清潔で整理整頓されていてとてもよかったです。
ここからは、それぞれの温泉の特徴についても説明していきます。
悠幻の湯殿
悠幻の湯殿は3ヶ所の温泉の中で一番露天風呂が広々しています。
内湯もあつ湯とぬる湯の2種類あって、ゆったり温泉に入れます。

サウナ、水風呂、外気浴場所もあり、サウナ好きにはここが一番いいと思います。
九谷の湯処にもサウナはありますが、外気浴場所が狭めです。




また、無料のマッサージ機もあります。
滝見の湯屋
滝見の湯屋は他2つとは異なる雰囲気の内湯になっていて、名前にある通り内湯に小さな滝があります。
露天風呂はあまり大きくなく、深めの浴槽と五右衛門風呂があります。
個人的にはこの深めの浴槽がとても心地よかったです。水深1mほどあり座れるようになっているのですが、座るとちょうど方まで浸かるように設計されています。
椅子に座っている感覚で方までゆったり浸かれるので、とても心地よかったです!



滝見の湯屋は比較的狭めで、サウナ等の施設はありません。
しかし、人も少ない印象で人目が気になる方には良いかと思います。
九谷の湯処
九谷の湯処は広々とした内湯と、露天風呂は深めの浴槽・五右衛門風呂があります。
滝見の湯屋の露天風呂と一緒で、心地よい座り心地でゆったりできて最高です!
サウナ、水風呂、外気浴場所があります。外気浴場所は少し狭い印象です。




どちらの温泉も広くてのんびりできる温泉です。
個人的には、もちろんすべての温泉を堪能してほしいですが、1泊でそこまでゆっくり入れない場合は
悠幻の湯殿は必ず入って、滝見の湯屋と九谷の湯処はどちらか一方に入ることをおすすめします!
客室
次に客室ですが、和室スイート客室(標準客室)テラス付きの部屋に泊まりました。
結論標準客室なのに、広くてとても快適な部屋でした。
部屋までの廊下はこんな感じで、和風の落ち着いた空間でした。

天祥という部屋に泊まりました。
入口入ると、、、

廊下が長く、奧の空間まで見えるようになっていてとても広く見える造りになっています。

部屋に行くとこんな感じで、ソファと奥にもう1つ和室があるとても広々した部屋でした。
奥の和室にもテレビがあり、4~6人家族で利用しても十分な広さのある部屋でした!

奥の和室の部屋からテラスに出ることができ、テラスもとても広かったです。
11月下旬に宿泊したので寒くてテラスでゆっくりできませんでしたが、
暖かければここでコーヒーでも飲みながらゆっくりしたかったですね。

2泊しましたがもっと宿泊したいと思えるお部屋でした!
料理
料理も基本料理でしたが、どれもおいしくバラエティー豊かなご飯でした!
この献立は1日目の夕食のものです。海鮮もお肉もどちらも美味しかったです。



2日目の献立はこんな感じでした。
ほとんど同じ料理はなく、いろんな種類の料理が堪能できました!



朝ごはんは写真のような御膳で、これにご飯が付いていました。
2日目と3日目の朝ごはんは違う料理で、朝から満足感のあるヘルシーなご飯でした。



夜ご飯も朝ご飯も、量は結構あり女性にとっては多いと感じる人もいるかもしれません。
味はどれも控えめの優しい味で、海鮮メインですがお肉も楽しめる内容となっていました!
サービス
サービスについても充実していました。
ホテル到着後は入口にいる係員の方が荷物をチェックインカウンターまで持っていってくれ、
チェックイン後はスタッフの方が部屋まで案内してくれました。
そのスタッフの方が3日間の朝・夜ご飯の配膳をしてくれ、とても丁寧な接客でした!
自分たち以外のお客さんの対応もしてるみたいだったので、少し対応が遅いときもありましたが混んでいたのでしょうがないのかなと思いました。
施設内には足湯できるところがあったり、セルフのドリンクコーナーもありました。
また無料サービスとして、朝は温泉蒸しジャガイモや甘味、夕方には温泉まんじゅう、季節のゼリー、クッキー等の小菓子、温泉たまご手作り体験ができました!
朝食後でお腹いっぱいだったのでジャガイモは食べれませんでしたが、まんじゅうやゼリーをいただきました。
観光して帰ってきて、お風呂や夕食ご飯前に小腹を満たせるので良かったです!

まとめ
本記事ではゆのくに天祥の宿泊してみての感想をまとめました。
温泉、客室、料理、サービスともに満足度の高いホテルでした!
個人的には客室がとても大満足で、あと何泊も泊まりたいと思えるお部屋でした!
検討中の方はぜひ宿泊してみてください!